血圧は、測定機によって簡単に計測することができます。定期的に数値を確認し、ご自身の血圧の状態を把握しておきましょう。高血圧になると、脳卒中や心疾患のリスクが上昇します。いずれも、命にかかわる疾患です。そういった疾患を予防し、また他の生活習慣病へと進展する前に、早期に治療に取り組みましょう。
鶏・豚・牛のレバー、鶏卵、魚卵(イクラやタラコ)などが好き、という方も多くらっしゃいますが、これらはコレステロールを多く含む食材です。生活習慣の乱れと相まって、動脈硬化を進行させる恐れがあります。動脈硬化が進むと、高血圧などと同じように、脳卒中や心疾患のリスクが高まります。特に、インスリンが不足しがちな糖尿病の方は、脂質異常症を併発するリスクが高くなりますので注意が必要です。
糖尿病には、三大合併症と呼ばれる疾患があります。しびれや麻痺を引き起こす「糖尿病神経障害」、視力の低下、最悪の場合には失明に至る「糖尿病網膜症」、週に2~3回の通院の上で人工透析が必要になる「糖尿病腎症」。いずれも、生活の質を著しく低下させる恐れがあります。血糖値が高い方は糖尿病にならないように、糖尿病になってしまった方はできるだけ早期に治療を開始することが大切です。
足の親指の付け根の関節で激しい痛みが起こったときには、痛風を疑います。放置していると、症状は一時的に治まるものの、1~2年後に高い確率で再発し、次第にその間隔が短くなっていきます。また、痛風結節、尿路結石、腎不全を併発するリスクも高まります。特に腎不全は、命にかかわる疾患です。痛風の初期症状は特徴的であるため、決して放置せず、早期に治療を開始するようにしましょう。
メタボリックシンドロームは、肥満をベースとして、高血圧・高血糖・脂質代謝異常などを併発している状態です。特に肥満傾向にある方は、メタボリックシンドローム、そして各生活習慣病へと進展しやすい傾向がありますので、注意が必要です。メタボリックシンドロームを含む生活習慣病を併発すると、動脈硬化の進行が加速し、脳卒中や心疾患など、命にかかわる疾患を引き起こすリスクが高まります。
神戸市中央区の木村内科では、認知症、脳梗塞・心筋梗塞、がんに対する各種検査を行っております。いずれも採血のみの、患者様のご負担が少ない検査です。(自費検査となります)生活の質を低下させたり、命にかかわる疾患も、早期に発見することで治療が可能です。また、たとえ疾患が見つからなかったとしても、現時点でのリスクを知っておくことで、適切な予防に、早期に取り組むことができます。アフターフォローの体制も万全です。お気軽にお問合せください。
身体のさまざまな異常は、定期的な健康診断で早期に発見することができます。また、継続的に健康診断を受ければ、年齢ごとの変化をより詳しく知ることができます。「何に注意すべきか」を医師からアドバイスしてもらうことで、効率よく、健康を維持することが可能になります。生活習慣病をはじめとする疾患を予防し、豊かな人生を歩んでいただくため、当院は各種検診をリーズナブルな価格でご提供しております。